入社を待つ時間に やっておくと楽になること

自分のサイトに GAを入れてみる

入社を待つ時間は、正直ちょっと落ち着かない。
何か準備したほうがいい気がする。
でも、何をどこまでやればいいのかは分からない。

そんなときにおすすめしたいのが、自分のサイトにGAを入れてみることです。
資格の勉強でも、分厚い本を読むことでもありません。
実際に手を動かして、数字が生まれる瞬間を一度見ておく。
それだけで、入社後の理解がかなり楽になります。

ここで大事なのは、完璧にやろうとしないことです。
分析できるようにならなくていい。
レポートを作れなくてもいい。

目的はひとつ。
GAがどういう流れで数字を出しているのかを、体験として知っておくことです。

2月から少しずつで十分です。
今日やるのは、環境を作って数字が入るところまで。
それ以上は欲張らなくていい。

なぜ「自分のサイト」なのか

入社前にGAを触るなら、会社のアカウントではなく、自分のサイトが一番いいです。
理由はシンプルで、失敗しても誰にも迷惑がかからないからです。

会社の数字には、目的があります。
責任もあります。
だから最初から触ると、どうしても緊張します。

一方で自分のサイトなら、
アクセスが少なくても問題ない。
設定を間違えても取り返せる。
数字が動かなくても焦らなくていい。

GAを「仕事の道具」として見る前に、
「数字が生まれる箱」くらいの感覚で触れるのが理想です。

この段階で求めるのは、
どのボタンを押すと数字が入るのか。
どんな操作をすると画面が切り替わるのか。
その程度の理解です。

分析は後でやればいい。
まずは設置して、数字が入るところまで行きましょう。

やることは3つだけ

ここからは具体的な手順です。
やることは多くありません。

最初に、自分のサイトを用意します。
ブログサービスでも、簡単なHTMLでも構いません。
既にあるものがあれば、それを使ってください。

次に、GoogleアカウントでGA4を作成します。
管理画面でプロパティを作り、データストリームを設定します。
ここは画面の指示通り進めれば問題ありません。

最後に、表示される測定IDをサイトに入れます。
HTMLならhead内にタグを貼る。
WordPressなら、専用の設定画面やプラグインを使う。
やり方はひとつでなくていいです。

この時点で、正しく入っているかどうかは、
リアルタイムレポートを開いて自分でアクセスしてみれば確認できます。

ページを開いた瞬間に、
自分のアクセスが数字として表示される。
まずはそれを見られれば十分です。

イベント設定やカスタマイズは不要です。
ここで止めていい。

「何を見ればいいか」分からなくていい

GAを開くと、いろいろな項目が並びます。
ユーザー数、イベント、セッション、エンゲージメント。
正直、最初は意味が分からなくて当然です。

この段階では、理解しようとしなくていい。
眺めるだけでOKです。

ページを更新すると数字が動く。
日付を変えるとグラフが変わる。
それだけ分かれば合格です。

入社後に現場でやる分析は、
必ず目的と一緒に出てきます。
今は「数字がある状態」に慣れるだけでいい。

ここで無理に覚えようとすると、
言葉だけが先に入って、感覚が追いつきません。

数字は、後から意味がくっついてきます。

コラム|最初にGAを入れたとき、何も分からなかった

僕が初めて自分のサイトにGAを入れたとき、
正直、画面を見てもほとんど分かりませんでした。

数字は出ている。
グラフも動いている。
でも、それが仕事にどうつながるのかは全然見えなかった。

それでも良かったと思っています。
理由はひとつで、
「GAってこういう雰囲気なんだ」という感触が残ったからです。

入社してから、
会議でGAの画面が出たとき。
レポートの話が出たとき。
完全な初見ではなかった。

ああ、あのとき見た画面だな。
この数字、前に見たことあるな。
それだけで、心理的なハードルはかなり下がります。

もし入社前に何も触っていなかったら、
画面を見ただけで緊張していたと思います。
分からない以前に、怖かったはずです。

自分のサイトで触ったGAは、
仕事の練習というより、予行演習でした。

分析力は何も身についていません。
でも、道具に触れた経験だけは残った。

それで十分でした。

まとめ

入社を待つ時間にやっておくと楽になることは、
完璧な準備ではありません。

自分のサイトにGAを入れて、
数字が入るところまで見る。
それだけでいい。

2月から少しずつで十分です。
できない日があっても問題ない。

行動は具体でいい。
気持ちは縛らなくていい。

入社したとき、
GAが完全に知らないものではなくなっている。
それだけで、かなり楽になります。

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投稿者

高橋 颯人
高橋 颯人
SEOコンサル出身。数値分析と戦略立案を得意とし、Webディレクター向けに“数字で語る進行管理”を提唱している。GA4やSearch Consoleを使った改善提案を得意とし、数字に苦手意識を持つディレクターにもわかりやすく解説する記事で人気。