新人の頃 知りたかった社会人の悩み方

生活が荒れると 仕事もうまくいかなかった話

新人の頃の自分に、今なら割と軽いノリで言えます。
「それ、仕事だけの問題じゃないと思うよ」。

当時の僕は、仕事がうまくいかない理由を、全部“仕事の中”に探していました。
企画が通らないのは、考えが浅いから。
集中できないのは、能力が足りないから。
ミスが続くのは、向いてないから。

でも今振り返ると、うまくいってなかったのは仕事だけじゃありません。
生活もまあまあ荒れていました。

寝る時間はバラバラ。
ごはんは適当。
部屋は散らかり放題。
「忙しいから仕方ない」と思っていたけど、普通に余裕がなかった。

今日は、
生活が荒れた結果、仕事も一緒にうまくいかなくなった話と、
そこからどう考え直したかを書きます。

新人の頃にこれを知ってたら、たぶんだいぶ楽だったやつです。

生活が荒れてる自覚が、まったくなかった

新人の頃って、生活が荒れている自覚がほぼありません。
むしろ、「社会人ってこんなもんでしょ」と思いがちです。

平日は夜更かし。
朝はギリギリ。
昼は適当。
夜はスマホを見ながら寝落ち。

でも当時の僕は、これを「荒れている」とは思っていませんでした。
ちゃんと会社に行ってるし、仕事もしてる。
ちょっと疲れてるだけ、くらいの感覚。

この頃の仕事の状態はというと、
集中力は続かないし、細かいミスは増えるし、企画を考えても手応えがない。

なのに、原因は全部「仕事のスキル不足」だと思っていました。
もっと頑張らなきゃ。
もっと詰めなきゃ。
もっと仕事に時間を使わなきゃ。

今思うと、方向が真逆です。

生活が荒れている状態で、
「仕事をうまくやろう」とするのは、
寝不足のままテストを受け続けてるようなものです。

そりゃ、点数も安定しません。

仕事が荒れると、生活はもっと雑になる

生活が荒れると、仕事のパフォーマンスは落ちます。
これはもう、ほぼ確実に起きます。

問題はそのあとです。

仕事の調子が悪くなると、
「じゃあ、もっと頑張らなきゃ」となって、
生活がさらに雑になります。

夜遅くまで考え事をして寝られない。
疲れているから食事は適当。
片付ける気力もない。

翌日、さらに集中できない。
このループ、かなり強い。

特に企画の仕事は、
頭の余白がないと、露骨に質が落ちます。

視野が狭くなるし、
「今じゃない」ポイントが見えなくなる。
結果、ロジックはそれっぽいけど、現実に合ってない企画が増える。

当時の僕の企画、今見ると本当にそんな感じです。
ちゃんと考えてはいるけど、疲れてる人の考え方をしてる。

今なら分かります。
これは根性論じゃどうにもならない。

「生活を立て直す」という発想がなかった

ここで新人時代の自分に一番ツッコミたいのは、
仕事がうまくいかないのに、生活を変えようとしなかったことです。

寝る時間を整える。
ちゃんと食べる。
最低限、部屋を片付ける。

今なら真っ先にやりそうなことを、当時は全部後回しにしていました。
理由はシンプルで、「それは仕事と関係ない」と思っていたからです。

仕事ができる人は、
どんな生活でも仕事ができる。
自分はまだそこに達していない。

そんな謎の理想像を持っていました。

でも現実は逆で、
新人の頃ほど、生活の影響をモロに受けます。

経験が少ないぶん、
体調・集中力・気力が、そのまま仕事の質に出る。

ここに気づくまで、正直かなり時間がかかりました。

食を立て直したら、仕事もマシになった

生活を見直すきっかけは、正直かなりしょうもないです。
「最近、同じ服しか着てないな」と気づいたことでした。
洗濯が追いついてなくて、生活が完全に回っていなかった。

そこから、少しずつ立て直しました。
全部ちゃんとやろうとすると続かないので、まずはから。

とはいえ、忙しいし、凝った料理なんて無理です。
なのでやっていたのは、「時間がない日の最低限メシ」。

時間がない日の簡単メニュー①

キャベツと卵のフライパン蒸し
キャベツ:2〜3枚
卵:1〜2個
塩:ひとつまみ
油:少々

作り方
キャベツをざく切りにする。
フライパンに油をひいてキャベツを入れ、軽く炒める。
卵を落としてフタをして、蒸す。
塩をふって終わり。

これ、包丁ほぼいらないし、5分で終わります。
野菜とタンパク質が同時に取れるだけで、体は結構違う。

時間がない日の簡単メニュー②

豚こま野菜炒め(もやし頼り)
豚こま肉:100g
もやし:1袋
醤油:小さじ1〜2
油:少々

作り方
フライパンで肉を焼く。
もやしを入れて炒める。
醤油を回しかけて終わり。

味はまあ普通です。
でも「ちゃんと食べた感」があります。

自炊と言っても、このレベルで十分でした。
完璧じゃなくていい。
外食やコンビニと混ぜていい。

大事なのは、「食を完全に捨てない」ことでした。

生活が戻ると、仕事は“普通に”できる

食と睡眠を少し整えただけで、
仕事が劇的にうまくいったわけではありません。

でも、
集中できる時間が増えた。
人の話をちゃんと聞けるようになった。
ミスを引きずらなくなった。

この変化は、かなり大きかった。

仕事って、
「めちゃくちゃうまくいく」以前に、
「普通にできる」状態が必要です。

生活が荒れていると、
この“普通”ができなくなる。

新人の頃は、
仕事の悩みを全部「能力の問題」にしがちです。

でも、
「最近ちゃんと寝てる?」
「ちゃんと食べてる?」
と一回考えるだけで、見え方が変わることがあります。

まとめ|仕事が荒れたら、まず生活を疑っていい

仕事がうまくいかないとき、
すぐに自分を責めなくていい。

企画が出ない。
集中できない。
ミスが続く。

そんなときは、
一回、生活を見てみてください。

完璧じゃなくていい。
自炊も毎日じゃなくていい。
でも、最低限は整えたほうが、確実に楽です。

新人の頃にこの視点を持っているだけで、
悩み方はかなり変わります。

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投稿者

武 流星
武 流星
SEOと企画設計に強いコンテンツディレクター。
“読まれる理由”を構造化し、数字と体験の双方から企画を組み立てるタイプ。
軽快な語り口と鋭い分析で、若手にも人気の指導スタイル。