Webディレクターって、だいたい何かを欲しがっています。
新しいツールとか。
便利なテンプレとか。
仕事を楽にしてくれる何か。
現場で長くやっていると、少しずつ欲しいものが変わっていきます。
最初は「便利そうなもの」。
次は「仕事が速くなるもの」。
そのうち「事故を減らすもの」。
そして、炎上案件のあとだけは、だいたい同じことを思います。
「筋肉ほしいな。」
精神論でもなく、根性でもなく、スキルでもなく。
なんかこう、物理的に強いやつ。
今日はそんな話です。
ディレクターを続けていると、だんだん欲しくなるもの
Webディレクターを続けていると、だんだん欲しくなるものがあります。
最初はわりと普通です。
ちゃんと整理された議事録。
修正依頼が一箇所にまとまっているスプレッドシート。
迷わない命名ルール。
新人のころは、「これだけ整ってたら仕事楽やろな」と思っていました。
でも、経験を積むと少し変わります。
急ぎじゃない修正を止める勇気。
MTGを短く終わらせる進行力。
そして、何より判断の余裕。
ディレクターの欲しいものって、人によって結構違います。
テンプレを増やしたい人もいる。
チーム運営を整えたい人もいる。
会議を減らしたい人もいる。
全部わかります。
でも、炎上案件のあとだけは、だいたい同じことを思います。
「なんかこう、強いやつ欲しい。」
心じゃなくて。
能力でもなくて。
体のほう。
欲しいものは人それぞれ
現場のディレクターを見ていると、欲しいものは大きく3つに分かれます。
仕組み派。
テンプレート。
議事録フォーマット。
修正管理シート。
事故が減る仕組みを作るタイプです。
次は時間派。
集中できる時間。
まとまった作業時間。
MTGが少ない午後。
ディレクターは考える仕事が多いので、ここを欲しがる人は多いです。
最後は余裕派。
急ぎと言われても慌てない余裕。
状況を俯瞰して見る余裕。
トラブルを整理できる余裕。
これ、全部正しい。
でも炎上案件のあとだけは、思考がシンプルになります。
「もう筋肉でなんとかしたい。」
炎上案件のあとに欲しくなるのは、だいたい筋肉
炎上案件って、だいたいこうです。
Slackが止まらない。
会議が増える。
仕様が揺れる。
修正が増える。
ディレクターはその真ん中にいます。
説明。
調整。
判断。
そして、だいたい寝不足。
あるとき思いました。
これ、筋肉あったら強いなって。
メンタルの話じゃないです。
単純な体力。
風邪ひかない体。
寝不足でも集中できる体。
会議4連続でも判断が鈍らない体。
関西出身の僕は、心の中でこうツッコミます。
「これ、ディレクションちゃうやろ。部活やろ。」
でも現場って、だいたいそんな感じです。
筋肉は、意外とディレクター向き
筋トレって、やることがすごくシンプルです。
やる。
少し増やす。
またやる。
ディレクションも似ています。
現場を見る。
調整する。
また調整する。
僕の知り合いのディレクターが、炎上案件のあとにジムに通い始めました。
理由を聞いたらこう言っていました。
「コントロールできることが欲しかった。」
なるほどなと思いました。
プロジェクトって、コントロールできないことが多いです。
でもスクワットはコントロールできます。
20回やる。
それだけ。
ディレクションの世界では珍しい、完全に自分で完結するタスクです。
意外と、バランスがいい。
もし筋肉を手に入れたらどうなるか
筋肉があると何が変わるのか。
まず単純に、疲れにくくなります。
ディレクターは座っている時間が長いですが、仕事は体力戦です。
長い会議。
判断の連続。
夜の調整。
体力があると、思考が落ちにくい。
あとこれは完全に個人的な感覚ですが、少し余裕が出ます。
炎上案件って、余裕がなくなると燃え広がります。
誰かが焦る。
誰かが強い言葉を使う。
判断が速くなりすぎる。
体力があると、一拍置けます。
「まあ、整理していこうか。」
この一言が出るだけで、現場の流れは変わります。
今すぐできる一手
いきなりジムに入会しなくても大丈夫です。
ディレクター向けの一手はこれです。
炎上案件のあと、5分だけ外に出る。
散歩でもいいです。
階段でもいいです。
一回、頭のログを流す。
僕は炎上案件のあと、コンビニまで歩くことがあります。
たいした距離じゃないです。
でも戻ると、少しだけ整理されています。
ディレクターって、全部頭で処理しようとします。
でも体を動かすと、意外と答えが出る。
だから最近思っています。
ディレクターに必要なのは、
ガジェットでもスキルでもなく、
ちょっとした筋肉。
もしこの記事を読んで「筋トレしようかな」と思った人がいたら、連絡ください。
FIELD NOTE筋トレ部が爆誕する可能性があります。
まあ、できたら面白いけど、
多分そこまでにはならんやろなとは思っています。

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